国立大学医学部長会議
Council of Head of National Medical Schools of Japan

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代表者ご挨拶

常置委員会委員長・副委員長・顧問・相談役ごあいさつ


常置委員会委員長
村上 卓道 神戸大学医学部長

 この度、常置委員会委員長を拝命致しました神戸大学の村上卓道です。昨年一年は副常置委員長として三木隆司前常置委員長のご指導の元、常置委員会に携わらせて頂きました。今後は、相談役の嘉山先生、常任幹事の先生方をはじめ多くの先生方からご教示を頂きながら、委員長としての責務を果たせるように頑張っていく所存です。国立大学医学部には、参加型臨床実習の原拠となる共用試験の公的化とそのサステイナブルな実施体制、医師の働き方改革の実施、地域枠を含めた医学部入学定員数の見直し問題、大学の研究力の低下や基礎研究医の減少など大きな課題が山積しております。本委員会を通してこれらに対応できるように尽力していく所存ですので、ご指導、ご支援の程、よろしくお願い申し上げます。




常置委員会副委員長
佐藤 昇 新潟大学医学部長

 この度、常置委員会副委員長を拝命いたしました新潟大学の佐藤昇です。近年、共用試験の公的化、医学教育分野別評価の開始などの制度の変更、オンラインを活用したハイブリッド教育の導入、人工知能の活用など医学教育は大きな変遷期を迎えています。一方で地方を中心に医師不足や医師偏在の課題があり、医学部としてどのようにこれらの解決に貢献できるのか、考える必要があります。また、日本の医学領域での国際研究力の低下が指摘されるなど、研究力の向上も課題とされています。本委員会を通してこれらの課題に対応できるように尽力していく所存ですので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。




常置委員会顧問
三木 隆司 千葉大学医学部長

 この度、常置委員会の委員長の任期を終了し、新たに顧問として本会議に参加させていただくことになりました三木隆司です。会員の皆様の多大なるお力添えを戴き、委員長を拝命した2年間を無事乗り切ることができました。心より御礼申し上げます。現在、我が国の医学界では、働き方改革、地域医療の人材育成、医学界全体の研究力の低下などの重要な課題に直面しております。この2年間は、各委員からの貴重なご意見を賜り、討論を重ね、国立大学医学部長会議として提言して参りました。どの問題に対しても特効薬となる様な解決策を導くことは容易ではありませんが、今後は新たに着任された村上卓道常置委員長のリーダーシップの下、国立大学医学部長会議が短期・中期・長期それぞれの視点に立って、医学教育・研究のオピニオンリーダーとして果たすべき役割を果たしていくものと期待しております。引き続き、ご指導ご鞭撻の程、お願い申し上げます。




常置委員会相談役
嘉山 孝正 東北大学・参与(元 山形大学医学部長)

 この度、国立大学医学部長会議常置委員会委員長 神戸大学医学部長の村上卓道先生の御指名で国立大学医学部長会議の相談役に就きました。
本制度は、ここ10年位以前に設置された役職で、常置委員会委員長から任期1年で任命される制度です。どの組織でもそうですが時代が進むスピードが10年前と比較してとても早くなりました。物事が以前と比較するととんでもなく変化、変動しています。特に人々が小型のpersonal computer:PC(スマホ)を持ってから時代が進むスピードが速まっております。日本では2014年に国民の半数以上がスマホを使うようになり、それ以降日本人の色々なことが変わったような気がします。本会議の相談役制度が創設された理由は、現在の知識、判断は可能でもちょっと以前の物事の背景を知ることは記録文書だけでは困難なことがあります。また、過去の種々の事物で何が大切であったかといったニュアンスを知ることも時には困難です。そのような課題を解決するために相談役の制度ができました。
 現在の日本の医学界、医療界、医学教育界には、多くの課題が山積されています。医学は当然自然科学ですからどんどん変化していき、新たなことが発見されてきます。その科学発見の使い方の倫理性や使用の方向性等が問題になったりします。医療界は、財政の問題が必ず影を落としますので、時機に合う判断をしなければなりません。また、国家の財政上の状態が医療には影響が大きく、過去の事物が重要です。医学教育は人口動態が基本的に大きく影響しますので、現在が大切ですが過去の事例を参考にすることがあることは言うを待ちません。
 以上の色々なことを的確に判断して意見を言う事はなかなか困難ですが、皆様の御指導の基、ご協力の基、常置委員長および会員の先生方のお役に少しでも立てればと思い、活動していきたいと思っております。


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◇教育制度・カリキュラムに関する委員会  委員長  木村  宏 名古屋大学 医学部長
◇地域医療・医療人育成に関する委員会   委員長  大脇 哲洋 鹿児島大学 医学部長
◇研究推進・大学院教育に関する委員会   委員長  南學 正臣 東京大学  医学部長
◇研究倫理に関する委員会         委員長  西岡 安彦 徳島大学  医学部長

◇広報担当                     三木 隆司 千葉大学  医学部長



2020.6.4更新


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